要介護高齢者の足把持力と足部柔軟性および足部形状との関連

〔目的〕要介護高齢者女性の足把持力と足部柔軟性や足部形状との関連性を検討した。〔対象〕要介護高齢者女性52名(平均84.0±6.2歳),104肢とした。〔方法〕足把持力,足部柔軟性,足部アーチ高率,足長を測定し,足把持力との関係をピアソンの相関係数により分析した。〔結果〕足把持力と足部柔軟性とには有意な正相関が認められ,足部アーチ高率と足長との間にはそれぞれ有意な相関は認められなかった。〔結語〕要介護高齢者女性では,足部の柔軟性が高いほど足把持力が強いことが示唆された。...

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Veröffentlicht in:理学療法科学 2010, Vol.25(4), pp.621-624
Hauptverfasser: 安田, 直史, 村田, 伸
Format: Artikel
Sprache:jpn
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Beschreibung
Zusammenfassung:〔目的〕要介護高齢者女性の足把持力と足部柔軟性や足部形状との関連性を検討した。〔対象〕要介護高齢者女性52名(平均84.0±6.2歳),104肢とした。〔方法〕足把持力,足部柔軟性,足部アーチ高率,足長を測定し,足把持力との関係をピアソンの相関係数により分析した。〔結果〕足把持力と足部柔軟性とには有意な正相関が認められ,足部アーチ高率と足長との間にはそれぞれ有意な相関は認められなかった。〔結語〕要介護高齢者女性では,足部の柔軟性が高いほど足把持力が強いことが示唆された。
ISSN:1341-1667
2434-2807
DOI:10.1589/rika.25.621