下肢Brunnstrom stageの変化が認められなかった脳血管障害片麻痺患者における麻痺側下肢荷重率の改善
〔目的〕本研究では,入院期間中に下肢Brunnstrom stageの変化が認められなかった脳血管障害片麻痺患者19名を対象に,麻痺側の下肢荷重率(WBR)の推移を検討した。〔対象〕対象者の平均年齢は66.0歳,発症からの期間は51.6日であった。〔方法〕測定項目は,屋内歩行自立度,下肢Brunnstrom stage,麻痺側・非麻痺側WBR,麻痺側・非麻痺側下肢筋力,深部感覚障害の有無とした。〔結果〕退院時は入院時と比較して,屋内歩行自立度,麻痺側WBR,麻痺側下肢筋力,非麻痺側下肢筋力において有意な改善が認められた。麻痺側WBRは退院時に平均72.8%から平均83.4%と改善を示した。〔結...
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Veröffentlicht in: | 理学療法科学 2009, Vol.24(1), pp.99-102 |
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Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
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Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 〔目的〕本研究では,入院期間中に下肢Brunnstrom stageの変化が認められなかった脳血管障害片麻痺患者19名を対象に,麻痺側の下肢荷重率(WBR)の推移を検討した。〔対象〕対象者の平均年齢は66.0歳,発症からの期間は51.6日であった。〔方法〕測定項目は,屋内歩行自立度,下肢Brunnstrom stage,麻痺側・非麻痺側WBR,麻痺側・非麻痺側下肢筋力,深部感覚障害の有無とした。〔結果〕退院時は入院時と比較して,屋内歩行自立度,麻痺側WBR,麻痺側下肢筋力,非麻痺側下肢筋力において有意な改善が認められた。麻痺側WBRは退院時に平均72.8%から平均83.4%と改善を示した。〔結語〕下肢Brunnstrom stageに変化が認められない患者でも麻痺側下肢荷重率は改善している可能性が示唆された。 |
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ISSN: | 1341-1667 2434-2807 |
DOI: | 10.1589/rika.24.99 |