脳血管障害片麻痺患者における6分間歩行距離と 麻痺側下肢荷重率の関連
〔目的〕本研究は,脳血管障害片麻痺患者における6分間歩行距離と麻痺側・非麻痺側膝伸展筋力,下肢Brunnstrom stage,深部感覚障害の有無,麻痺側・非麻痺側下肢荷重率の関連について検討を行った。〔対象〕脳血管障害片麻痺患者55名で,調査時平均年齢65.1歳,発症からの平均期間98.7日であった。〔方法〕6分間歩行距離と上記項目の関連についてStepwise重回帰分析を用い分析した。〔結果〕6分間歩行距離には,調査項目の中でも麻痺側下肢荷重率が強く6分間歩行距離に関連した。6分間歩行距離300 m以上では,36例中34例が麻痺側下肢荷重率80%以上,500 m以上では9例全てが麻痺側下肢...
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Veröffentlicht in: | 理学療法科学 2009, Vol.24(1), pp.41-44 |
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Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Schlagworte: | |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 〔目的〕本研究は,脳血管障害片麻痺患者における6分間歩行距離と麻痺側・非麻痺側膝伸展筋力,下肢Brunnstrom stage,深部感覚障害の有無,麻痺側・非麻痺側下肢荷重率の関連について検討を行った。〔対象〕脳血管障害片麻痺患者55名で,調査時平均年齢65.1歳,発症からの平均期間98.7日であった。〔方法〕6分間歩行距離と上記項目の関連についてStepwise重回帰分析を用い分析した。〔結果〕6分間歩行距離には,調査項目の中でも麻痺側下肢荷重率が強く6分間歩行距離に関連した。6分間歩行距離300 m以上では,36例中34例が麻痺側下肢荷重率80%以上,500 m以上では9例全てが麻痺側下肢荷重率 90%以上であった。〔結語〕6分間歩行距離には,麻痺側下肢荷重率が強く関連することが示唆された。 |
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ISSN: | 1341-1667 2434-2807 |
DOI: | 10.1589/rika.24.41 |