ギャッチアップ座位のずり下がり姿勢が呼吸筋活動とエネルギー消費に与える影響

〔目的〕ギャッチアップ座位のずり下がり姿勢が呼吸筋活動とエネルギー消費に及ぼす影響を明らかにすることである。〔対象〕整形,呼吸器疾患を有さない21人の成人男性(27±4.4歳)とした。〔方法〕表面筋電図と簡易熱量計を用いて実験を行った。筋電図は胸鎖乳突筋,僧帽筋,背筋,腹直筋,腹斜筋の5つを導出筋とし,検査肢位はギャッチアップ座位姿勢にて背上げ60 °膝上げ20°(姿勢1),背上げ60°膝上げ(姿勢2),ずり下がり姿勢(姿勢3)の3つとした。〔結果〕呼気運動時に姿勢3では腹直筋の筋活動が他の姿勢より有意に高値であった(p...

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Veröffentlicht in:理学療法科学 2008, Vol.23(5), pp.659-663
Hauptverfasser: 松本, 浩実, 池田, 匡
Format: Artikel
Sprache:jpn
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Beschreibung
Zusammenfassung:〔目的〕ギャッチアップ座位のずり下がり姿勢が呼吸筋活動とエネルギー消費に及ぼす影響を明らかにすることである。〔対象〕整形,呼吸器疾患を有さない21人の成人男性(27±4.4歳)とした。〔方法〕表面筋電図と簡易熱量計を用いて実験を行った。筋電図は胸鎖乳突筋,僧帽筋,背筋,腹直筋,腹斜筋の5つを導出筋とし,検査肢位はギャッチアップ座位姿勢にて背上げ60 °膝上げ20°(姿勢1),背上げ60°膝上げ(姿勢2),ずり下がり姿勢(姿勢3)の3つとした。〔結果〕呼気運動時に姿勢3では腹直筋の筋活動が他の姿勢より有意に高値であった(p
ISSN:1341-1667
2434-2807
DOI:10.1589/rika.23.659