牽引装置の牽引力の再現性について

本研究の目的は4施設で使用されている7台の牽引装置の牽引力を測定し, その再現性と特性を検討することである. 再現性についての測定は同一日に3回測定し, 測定初日から7日と14日の間隔を置いて3回測定し, 日内反復測定と日間反復測定をおこなった. 牽引力の特性についてはその直線性を求め, また設定値と測定値との差を求めた. その結果, 牽引力測定値の再現性は日内, 日間ともに良好であったが, 設定牽引力と牽引力測定値に差がある牽引装置があった. 患者の安全確保のために定期的な保守点検の必要性が示唆された....

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Veröffentlicht in:理学療法科学 1998-11, Vol.13 (4), p.191-194
Hauptverfasser: 大嶽昇弘, 林典雄, 山田みゆき, 鵜飼建志, 立木敏和, 長谷部武久, 磯野日出夫
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:本研究の目的は4施設で使用されている7台の牽引装置の牽引力を測定し, その再現性と特性を検討することである. 再現性についての測定は同一日に3回測定し, 測定初日から7日と14日の間隔を置いて3回測定し, 日内反復測定と日間反復測定をおこなった. 牽引力の特性についてはその直線性を求め, また設定値と測定値との差を求めた. その結果, 牽引力測定値の再現性は日内, 日間ともに良好であったが, 設定牽引力と牽引力測定値に差がある牽引装置があった. 患者の安全確保のために定期的な保守点検の必要性が示唆された.
ISSN:1341-1667