92.新しい内視鏡洗浄消毒機の臨床的評価(第81回 日本医科器械学会大会 一般演題講演集)
1. 目的 消化器内視鏡検査に関連した様々な感染事例が報告されている. 検査後の内視鏡は, 様々な病原体からの伝幡を防ぐために十分な洗浄, 消毒が必須である. しかし, 大多数の施設では, 多数の検査, 治療を迅速に効率よく行わなければいけない点から20~30分もの間, 消毒に時間を掛けてられない状況も存在していた. ところが, 最近, 洗浄消毒器をはじめ内視鏡処置具の改良, 短時間処理の新しい消毒剤が開発され, なかでもオルトフタルアルデヒド(以下フタラール)は短時間での消毒効果の有用性が立証されている. 今回, 我々はそのフタラールによる内視鏡洗浄消毒器を使用して, 臨床において内視鏡機器...
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Veröffentlicht in: | 医科器械学 2006/10/01, Vol.76(10), pp.699-700 |
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Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 1. 目的 消化器内視鏡検査に関連した様々な感染事例が報告されている. 検査後の内視鏡は, 様々な病原体からの伝幡を防ぐために十分な洗浄, 消毒が必須である. しかし, 大多数の施設では, 多数の検査, 治療を迅速に効率よく行わなければいけない点から20~30分もの間, 消毒に時間を掛けてられない状況も存在していた. ところが, 最近, 洗浄消毒器をはじめ内視鏡処置具の改良, 短時間処理の新しい消毒剤が開発され, なかでもオルトフタルアルデヒド(以下フタラール)は短時間での消毒効果の有用性が立証されている. 今回, 我々はそのフタラールによる内視鏡洗浄消毒器を使用して, 臨床において内視鏡機器に付着する一般細菌に対し有用であるかを検討した. |
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ISSN: | 0385-440X 1881-4875 |
DOI: | 10.4286/ikakikaigaku.76.10_699 |