(18)新しいブラッドアクセス血流量測定装置における測定値の精度に関する検討

〔目的〕クリットラインIII TQA(R)(TQA)を用いたブラッドアクセス血流量測定時における測定精度について検討したので報告する. 〔方法〕牛血液を用いたin vitro実験, 並びに, BUN3点法(BUN法)をコントロールとし, 当院の透析患者24名に実際に使用し, 検討した. また, 臨床データにおいては, ブラッドアクセス血流量500ml/min以下, 500~1,000ml/min, 1,000ml/min以上の3種類で分類した上で, 各流量別における測定値についても検討した. 〔結果〕(1)in vitro実験:設定血流量500, 1,000, 1,500, 2,000ml/m...

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Hauptverfasser: 坂上貴光, 横手卓也, 天野雄介, 加藤紀子, 中道晃子, 江口圭, 芝田正道, 金子岩和, 峰島三千男, 秋葉隆
Format: Tagungsbericht
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:〔目的〕クリットラインIII TQA(R)(TQA)を用いたブラッドアクセス血流量測定時における測定精度について検討したので報告する. 〔方法〕牛血液を用いたin vitro実験, 並びに, BUN3点法(BUN法)をコントロールとし, 当院の透析患者24名に実際に使用し, 検討した. また, 臨床データにおいては, ブラッドアクセス血流量500ml/min以下, 500~1,000ml/min, 1,000ml/min以上の3種類で分類した上で, 各流量別における測定値についても検討した. 〔結果〕(1)in vitro実験:設定血流量500, 1,000, 1,500, 2,000ml/minにおける測定結果は各々482.4±52.5, 1,169.2±29.2, 1,803.4±64.4, 2,152.4±212.3ml(それぞれn=5)であり, 正の相関(r=0.99, P
ISSN:0385-440X