麻酔器内部回路低流量リークテストはFDA汎用陰圧リークテストより信頼性が高い

麻酔器の始業点検として, 呼吸回路に生じるリークを測定するために, 従来の加圧テストによる陽圧負荷テストに加え, 近年, 低流量の酸素を回路に流入させる低流量リークテストが行われるようになった. 一方, 麻酔器内部回路のリークの定期点検として, FDA汎用陰圧リークテスト(以下FDA-t)が普及している. この方法はゴム球によって生じる陰圧による圧負荷テストである. これに対して我々は, 容量圧負荷によるリークの検出法として麻酔器内部回路低流量リークテスト(以下LFL-t)を提案した. 今回, FDA-tとLFL-tを麻酔器の定期点検として再現性の点から比較検討した....

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Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:医科器械学 1998/06/01, Vol.68(6), pp.233-236
Hauptverfasser: 具志堅, 興治, 徳嶺, 譲芳, 上原, 真人, 新田, 憲市, 伊波, 寛, 奥田, 佳朗
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:麻酔器の始業点検として, 呼吸回路に生じるリークを測定するために, 従来の加圧テストによる陽圧負荷テストに加え, 近年, 低流量の酸素を回路に流入させる低流量リークテストが行われるようになった. 一方, 麻酔器内部回路のリークの定期点検として, FDA汎用陰圧リークテスト(以下FDA-t)が普及している. この方法はゴム球によって生じる陰圧による圧負荷テストである. これに対して我々は, 容量圧負荷によるリークの検出法として麻酔器内部回路低流量リークテスト(以下LFL-t)を提案した. 今回, FDA-tとLFL-tを麻酔器の定期点検として再現性の点から比較検討した.
ISSN:0385-440X
1881-4875
DOI:10.4286/ikakikaigaku.68.6_233