地震に対して器械はこうあるべきだ

阪神・淡路大震災は平成7年1月17日午前5時46分に発生した兵庫県南部を震源とするマグニチュード7.2の大地震で最大震度7を記録し, 日本で初めて近代的な大都市を襲った直下型地震で, 死者6,400人を超え, 全半壊20万戸という未曾有の大災害をもたらした. 当院も建物自体はそれ程大きな損傷は見られなかったが, 施設設備面等に甚大な被害を受けた. 現在では病院機能はすべてが完全に回復し, 震災前と殆ど変化が見られない. しかし, 被災者の住宅再建が進まない為に住民が他の地域に移転しているので特に外来患者数の減少が認められている....

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Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:医科器械学 1997, Vol.67 (2), p.67-71
1. Verfasser: 山道 宏
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:阪神・淡路大震災は平成7年1月17日午前5時46分に発生した兵庫県南部を震源とするマグニチュード7.2の大地震で最大震度7を記録し, 日本で初めて近代的な大都市を襲った直下型地震で, 死者6,400人を超え, 全半壊20万戸という未曾有の大災害をもたらした. 当院も建物自体はそれ程大きな損傷は見られなかったが, 施設設備面等に甚大な被害を受けた. 現在では病院機能はすべてが完全に回復し, 震災前と殆ど変化が見られない. しかし, 被災者の住宅再建が進まない為に住民が他の地域に移転しているので特に外来患者数の減少が認められている.
ISSN:0385-440X