心臓超音波診断装置における最新テクノロジー

〔LGC〕従来, 画像作成時のゲインコントロールは深さ方向のみで行ってきた(TGC:TIME GAIN CONTROL), この為心筋の側壁や中隔側などで, 超音波ビームに平行な成分のドロップアウトによる画像抽出の出来ない事が起こり得た. ヒューレット・パッカード社ではLGC:LATERAL GAIN CONTROLを開発, この新機能により超音波ビームのドロップアウトを起こす横方向のゲインコントロールを可能にし, よりクリアーな画像を実現した. 〔AQ〕超音波の反射エコーから, 直接血球群と心筋等の境界を自動識別, 心内膜面を自動トレースする機能が開発された. この機能により, 関心領域の面...

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Veröffentlicht in:医科器械学 1994, Vol.64 (4), p.180-180
Hauptverfasser: 山本幸弘, 木村伸昭
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:〔LGC〕従来, 画像作成時のゲインコントロールは深さ方向のみで行ってきた(TGC:TIME GAIN CONTROL), この為心筋の側壁や中隔側などで, 超音波ビームに平行な成分のドロップアウトによる画像抽出の出来ない事が起こり得た. ヒューレット・パッカード社ではLGC:LATERAL GAIN CONTROLを開発, この新機能により超音波ビームのドロップアウトを起こす横方向のゲインコントロールを可能にし, よりクリアーな画像を実現した. 〔AQ〕超音波の反射エコーから, 直接血球群と心筋等の境界を自動識別, 心内膜面を自動トレースする機能が開発された. この機能により, 関心領域の面積/容積変化を波形表示したりEFの計測表示機能等により, 実時間で心機能評価の計測/モニターを可能にした.
ISSN:0385-440X