わが国におけるホームケア機器の現状と将来にわたる展望について
菅沼 座談会の狙いといたしましては, ご案内申し上げましたように, 健康保険本人負担が1割というような状況になって参りまして, 健康は自ら守るものと日野原先生前からおっしゃっておられますような, そういう概念がいろいろな方々の中に定着をしてまいりました. それとともにホームケア, あるいはホームヘルスケア, ヘルスチェックアップ, 在宅医療, いろいろな呼び名で健康機器が出てきつつあるわけでございますが, わが国の場合は医師法あるいは医療法, (保助看法) 保健婦, 助産婦, 看護婦等法律の中でなかなかセルフケアということがむずかしい状況にありますけれども, 特に血圧計に関しましては日野原先生...
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Veröffentlicht in: | 医科器械学 1985/08/01, Vol.55(8), pp.385-395 |
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Hauptverfasser: | , , , , |
Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 菅沼 座談会の狙いといたしましては, ご案内申し上げましたように, 健康保険本人負担が1割というような状況になって参りまして, 健康は自ら守るものと日野原先生前からおっしゃっておられますような, そういう概念がいろいろな方々の中に定着をしてまいりました. それとともにホームケア, あるいはホームヘルスケア, ヘルスチェックアップ, 在宅医療, いろいろな呼び名で健康機器が出てきつつあるわけでございますが, わが国の場合は医師法あるいは医療法, (保助看法) 保健婦, 助産婦, 看護婦等法律の中でなかなかセルフケアということがむずかしい状況にありますけれども, 特に血圧計に関しましては日野原先生がライフプラニングセンターを初めとして今日のような状況で家庭の中にセルフチェックという概念を定着させてこられましたので, そういう意味でもいろいろとご高説を拝聴いたしたいと思っております. |
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ISSN: | 0385-440X 1881-4875 |
DOI: | 10.4286/ikakikaigaku.55.8_385 |