ME機器の保守管理(第56回大会教育セミナー)
「1. まえがき」近年ME機器の医療分野への応用は急速な発展をとげている. これにともない病院, 診療所などでは, 機器の安全性と信頼性をどのように確保するか, ますます重要になってきている. これらの問題を解決するには以下の項目の積極的実施が必要である. (1)優良なME機器の導入……例えば安全性, 信頼性, 性能などに着目. (2)機器の保守点検の充実……例えば機器設置, 故障修理, 始業と終業点検, 定期点検など. (3)設備の安全確保……例えば3P電源コンセント, アースなど. (4)教育の充実……機器を正しく取り扱うための実践的な教育. しかしこれらを完全に実行するには, 院内にME...
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Veröffentlicht in: | 医科器械学 1981/09/01, Vol.51(9), pp.431-434 |
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1. Verfasser: | |
Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 「1. まえがき」近年ME機器の医療分野への応用は急速な発展をとげている. これにともない病院, 診療所などでは, 機器の安全性と信頼性をどのように確保するか, ますます重要になってきている. これらの問題を解決するには以下の項目の積極的実施が必要である. (1)優良なME機器の導入……例えば安全性, 信頼性, 性能などに着目. (2)機器の保守点検の充実……例えば機器設置, 故障修理, 始業と終業点検, 定期点検など. (3)設備の安全確保……例えば3P電源コンセント, アースなど. (4)教育の充実……機器を正しく取り扱うための実践的な教育. しかしこれらを完全に実行するには, 院内にME技術部門をもつところが少ない日本の現状では困難な問題が多い. ここでは現状の問題点とその対策および外国の例などを引用しながら今後の推進対策について述べる. |
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ISSN: | 0385-440X 1881-4875 |
DOI: | 10.4286/ikakikaigaku.51.9_431 |