新しく開発した実習用解剖台
「目的」医学部における系統解剖 (以下, 特記ない限り解剖と略す) 実習台は単に遺体を載せる台であるというわけのものではない. 献体者各位の尊意を十二分にその学習効果に反映させるべく各大学における実習内容の独自性に照らし, さまざまな角度から検討を加えた実習台を使用するのが望ましい. わが国内でも既に数社が, この点に鑑み独自の製品を開発しているが, 近年の解剖実習に対する医学各分野からの要望の多様化を考えれば, もちろん, すべてにおいて満足しうるものではない. 筆者はこれら既製の実習台を参考としつつも, 過去の解剖実習における各種の経験および本学での実習内容に対する即応性を考慮した独自の実...
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Veröffentlicht in: | 医科器械学 1981/07/01, Vol.51(7), pp.330-333 |
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1. Verfasser: | |
Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 「目的」医学部における系統解剖 (以下, 特記ない限り解剖と略す) 実習台は単に遺体を載せる台であるというわけのものではない. 献体者各位の尊意を十二分にその学習効果に反映させるべく各大学における実習内容の独自性に照らし, さまざまな角度から検討を加えた実習台を使用するのが望ましい. わが国内でも既に数社が, この点に鑑み独自の製品を開発しているが, 近年の解剖実習に対する医学各分野からの要望の多様化を考えれば, もちろん, すべてにおいて満足しうるものではない. 筆者はこれら既製の実習台を参考としつつも, 過去の解剖実習における各種の経験および本学での実習内容に対する即応性を考慮した独自の実習台を白井松器械 (株) のご協力を得て開発し, 教育効果の向上をあげているので, ここにその詳細を紹介する. |
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ISSN: | 0385-440X 1881-4875 |
DOI: | 10.4286/ikakikaigaku.51.7_330 |