これからの医科器械展示

「榊原」編集委員会のご企画で "これからの医科器械展示" というテーマで座談会をやれというご命令をいただきましたので, 皆さんお忙しいなかをお集まりいただいたわけでございます. 司会者として皆さん方のお話を伺います前に, ちょっとかいつまんで, 受け売りでございますが, この医科器械学会と器械展示とのつながりについて簡単にご紹介させていただきます. 「医科器械展示は大正13年から」この学会は, 近藤次繁先生を初代の会長として, 大正12年3月に創立されておりますが, それから半年たらずのちには関東大震災があったのだそうでございます. しかしそんな大変な災害が, しかも東京を...

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Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:医科器械学 1980/12/01, Vol.50(12), pp.593-608
Hauptverfasser: 永島, 二郎, 山中, 学, 松本, 謙一, 冨木, 昭光, 横井, 秀明, 山田, 三千郎, 榊原, 欣作
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:「榊原」編集委員会のご企画で "これからの医科器械展示" というテーマで座談会をやれというご命令をいただきましたので, 皆さんお忙しいなかをお集まりいただいたわけでございます. 司会者として皆さん方のお話を伺います前に, ちょっとかいつまんで, 受け売りでございますが, この医科器械学会と器械展示とのつながりについて簡単にご紹介させていただきます. 「医科器械展示は大正13年から」この学会は, 近藤次繁先生を初代の会長として, 大正12年3月に創立されておりますが, それから半年たらずのちには関東大震災があったのだそうでございます. しかしそんな大変な災害が, しかも東京を中心として起こったにもかかわらず, 翌年の大正13年4月には第1回の医科器械の展示会が既に開催されたという記録が残っておりまして, 大震災の半年後に器械展示会が行われたということ自身が, 当時の業界の方がたの展示会に対する重要性の認識が非常に深かったことを示す事実だと思うわけでございます.
ISSN:0385-440X
1881-4875
DOI:10.4286/ikakikaigaku.50.12_593