医療へのコンピュータ応用, その現状と問題点 (SCM-Society for Computer Medicine年次大会における印象および米国における病院見学を中心として)

「1. はじめに」1979年11月8日から10日までの3日間にわたり, SCM (Society for Computer Medicine) の第9回年次大会がジョージア州アトランタ市のヒルトンホテルで行われた. 筆者は東京大学中央手術部長兼救急部長である都築正和教授と伴に, この会議に参加する機会を得た. また11月12日から15日の4日間にわたり, アナハイムのコンベンションセンターで行われたAHA (American Heart Association) の第52回年次大会の展示会を見学することと, 幾つかの病院のICU, CCUを見学することが出来たので, これらの印象と米国でコンピ...

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Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:医科器械学 1980-03, Vol.50 (3), p.133-141
1. Verfasser: 片山國正
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:「1. はじめに」1979年11月8日から10日までの3日間にわたり, SCM (Society for Computer Medicine) の第9回年次大会がジョージア州アトランタ市のヒルトンホテルで行われた. 筆者は東京大学中央手術部長兼救急部長である都築正和教授と伴に, この会議に参加する機会を得た. また11月12日から15日の4日間にわたり, アナハイムのコンベンションセンターで行われたAHA (American Heart Association) の第52回年次大会の展示会を見学することと, 幾つかの病院のICU, CCUを見学することが出来たので, これらの印象と米国でコンピュータが医療に応用されている現状について報告する. 「2. 第9回SCMの印象」この学会の会員は約400名で規模は小さいが, 会員は全米に分布しており, 大半は医学者から成る組織である.
ISSN:0385-440X