小児心臓手術にレミマゾラムを用いた全静脈麻酔を行った一例

レミマゾラムは新しいベンゾジアゼピン系鎮静薬であり,短時間作用性であることから,全静脈麻酔(TIVA)に用いられている。しかし,小児での臨床使用経験は少なく,特に人工心肺(CPB)を用いた小児心臓手術におけるレミマゾラムの有効性と安全性は報告されていない。悪性高熱症を発症した可能性が否定できない小児に対して,CPBを用いた心臓手術にレミマゾラムTIVAで管理した症例を経験したので報告する。...

Ausführliche Beschreibung

Gespeichert in:
Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:Cardiovascular Anesthesia 2022/09/01, Vol.26(1), pp.77-80
Hauptverfasser: 山北, 俊介, 藤田, 太輔, 武智, 大和, 山田, 知見, 飯田, 淳, 佐和, 貞治
Format: Artikel
Sprache:jpn
Schlagworte:
Online-Zugang:Volltext
Tags: Tag hinzufügen
Keine Tags, Fügen Sie den ersten Tag hinzu!
Beschreibung
Zusammenfassung:レミマゾラムは新しいベンゾジアゼピン系鎮静薬であり,短時間作用性であることから,全静脈麻酔(TIVA)に用いられている。しかし,小児での臨床使用経験は少なく,特に人工心肺(CPB)を用いた小児心臓手術におけるレミマゾラムの有効性と安全性は報告されていない。悪性高熱症を発症した可能性が否定できない小児に対して,CPBを用いた心臓手術にレミマゾラムTIVAで管理した症例を経験したので報告する。
ISSN:1342-9132
1884-7439
DOI:10.11478/jscva.2022-3-006