頚肋を伴う非特異的両上肢痛の1症例

頚肋を有し,他院で胸郭出口症候群と診断された20代男性に対して,医師と理学療法士が協働して上肢痛の治療選択をした.その結果,頚肋による神経および血管の圧迫の可能性が低く,非特異的上肢痛であり,運動器リハビリテーションの適応があると判断した.10回のリハビリテーションとデュロキセチンの内服により,123日目に症状が改善した.集学的な評価が侵襲的治療を最小限に抑えることに有効であった....

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Veröffentlicht in:日本ペインクリニック学会誌 2022/07/25, Vol.29(7), pp.157-160
Hauptverfasser: 西, 啓太郎, 江原, 弘之, 岩﨑, かな子, 内木, 亮介, 中西, 一浩
Format: Artikel
Sprache:jpn
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Beschreibung
Zusammenfassung:頚肋を有し,他院で胸郭出口症候群と診断された20代男性に対して,医師と理学療法士が協働して上肢痛の治療選択をした.その結果,頚肋による神経および血管の圧迫の可能性が低く,非特異的上肢痛であり,運動器リハビリテーションの適応があると判断した.10回のリハビリテーションとデュロキセチンの内服により,123日目に症状が改善した.集学的な評価が侵襲的治療を最小限に抑えることに有効であった.
ISSN:1340-4903
1884-1791
DOI:10.11321/jjspc.21-0072