プレガバリンが有効であった硬膜穿刺後頭痛の3症例

プレガバリンが有効であった硬膜穿刺後頭痛(postdural puncture headache:PDPH)の3症例を経験した.症例は40~50歳代の女性であり,硬膜外麻酔施行時に1例では髄液の逆流,他の2例ではparesthesiaがみられた.術翌日から頭痛が出現し,術後3日目からプレガバリン75 mg/日の内服を開始した.頭痛の程度はプレガバリン150 mg/日で改善が認められた.PDPHの治療法として従来の補液,薬物療法,硬膜外自己血パッチに加え,プレガバリン150 mg/日は有用と考えられる....

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Veröffentlicht in:日本ペインクリニック学会誌 2015, Vol.22(4), pp.553-557
Hauptverfasser: 佐藤, 泉, 間宮, 敬子, 稲垣, 泰好, 阿部, 展子, 高畑, 治, 岩崎, 寛
Format: Artikel
Sprache:jpn
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Beschreibung
Zusammenfassung:プレガバリンが有効であった硬膜穿刺後頭痛(postdural puncture headache:PDPH)の3症例を経験した.症例は40~50歳代の女性であり,硬膜外麻酔施行時に1例では髄液の逆流,他の2例ではparesthesiaがみられた.術翌日から頭痛が出現し,術後3日目からプレガバリン75 mg/日の内服を開始した.頭痛の程度はプレガバリン150 mg/日で改善が認められた.PDPHの治療法として従来の補液,薬物療法,硬膜外自己血パッチに加え,プレガバリン150 mg/日は有用と考えられる.
ISSN:1340-4903
1884-1791
DOI:10.11321/jjspc.15-0006