ペインクリニック外来における,少量アスピリン服用中の患者の血小板機能
目的:少量アスピリン投与中の患者の血小板機能を, ソノクロットを用いて診断することを検討した. 方法:少量アスピリン服用中の, ペインクリニック外来患者12例を対象とした. 測定項目は, 一般血液検査, 出血時間およびソノクロット波形とした. 結果:一般血液検査および出血時間(Duke法)は全例正常範囲内であった. ソノクロット波形上, ピーク波形が不明5例, Time to Peak延長1例がみられた. これらの症例では血小板機能低下の可能性を考え, 星状神経節ブロックや胸腰部硬膜外ブロックを避けた, 結論:アスピリン服用中の患者における血小板機能の判定に, ソノクロットはDuke法出血時間...
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Veröffentlicht in: | 日本ペインクリニック学会誌 2003, Vol.10 (2), p.150-152 |
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Hauptverfasser: | , |
Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 目的:少量アスピリン投与中の患者の血小板機能を, ソノクロットを用いて診断することを検討した. 方法:少量アスピリン服用中の, ペインクリニック外来患者12例を対象とした. 測定項目は, 一般血液検査, 出血時間およびソノクロット波形とした. 結果:一般血液検査および出血時間(Duke法)は全例正常範囲内であった. ソノクロット波形上, ピーク波形が不明5例, Time to Peak延長1例がみられた. これらの症例では血小板機能低下の可能性を考え, 星状神経節ブロックや胸腰部硬膜外ブロックを避けた, 結論:アスピリン服用中の患者における血小板機能の判定に, ソノクロットはDuke法出血時間より有用であり, ペインクリニック外来で短時間での血小板機能の評価が可能であった. |
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ISSN: | 1340-4903 |