帯状疱疹痛の知覚障害とサーモグラフィ
目的:帯状疱疹患者の知覚障害と皮膚温から, 神経ブロック治療前に重症度と予後を知る. 方法:78名の帯状疱疹患者(男42名, 女36名, 平均66歳)を対象とし, 初診時に触覚および冷覚で知覚障害の程度を調査するとともに, 罹患部および対側健常部の皮膚温を測定した. このうち35名では初診時だけでなく, 追跡調査も行ない, 知覚障害, 皮膚温と発症からの経過期間や治療期間などとの関係につき検討した. 結果:発症30日以内の症例(n=37)では31日以上の症例(n=41)よりも罹患部皮膚温が有意(p...
Gespeichert in:
Veröffentlicht in: | 日本ペインクリニック学会誌 1999, Vol.6 (2), p.93-99 |
---|---|
1. Verfasser: | |
Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
Tags: |
Tag hinzufügen
Keine Tags, Fügen Sie den ersten Tag hinzu!
|
Zusammenfassung: | 目的:帯状疱疹患者の知覚障害と皮膚温から, 神経ブロック治療前に重症度と予後を知る. 方法:78名の帯状疱疹患者(男42名, 女36名, 平均66歳)を対象とし, 初診時に触覚および冷覚で知覚障害の程度を調査するとともに, 罹患部および対側健常部の皮膚温を測定した. このうち35名では初診時だけでなく, 追跡調査も行ない, 知覚障害, 皮膚温と発症からの経過期間や治療期間などとの関係につき検討した. 結果:発症30日以内の症例(n=37)では31日以上の症例(n=41)よりも罹患部皮膚温が有意(p |
---|---|
ISSN: | 1340-4903 |
DOI: | 10.11321/jjspc1994.6.2_93 |