Windowsによるペインクリニックのデータ管理
医療機関のコンピュータによる情報管理が進行する中, ペインクリニックでは疼痛の診断から治療にわたって複数(科)の医師, スタッフが参加することが多いためコンピュータによる情報の共有が必要とされる. また, コンピュータによってカルテの検索, 印刷が容易である. 様々の検査データ, スコア類を能率的に把握できる. 台帳作成, 疾患やブロック回数の集計表作成, 統計に便利などの利点がある. そこで桜台脳神経外科病院麻酔科も, 他の病院や研究機関との情報交換が将来可能なペインクリニック患者情報プログラムを試作した. 対象と方法:使用データ 1995年1月1日-3月31日に麻酔科外来受診した患者カルテ...
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Veröffentlicht in: | 日本ペインクリニック学会誌 1995, Vol.2 (2), p.299-299 |
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Hauptverfasser: | , , , , |
Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 医療機関のコンピュータによる情報管理が進行する中, ペインクリニックでは疼痛の診断から治療にわたって複数(科)の医師, スタッフが参加することが多いためコンピュータによる情報の共有が必要とされる. また, コンピュータによってカルテの検索, 印刷が容易である. 様々の検査データ, スコア類を能率的に把握できる. 台帳作成, 疾患やブロック回数の集計表作成, 統計に便利などの利点がある. そこで桜台脳神経外科病院麻酔科も, 他の病院や研究機関との情報交換が将来可能なペインクリニック患者情報プログラムを試作した. 対象と方法:使用データ 1995年1月1日-3月31日に麻酔科外来受診した患者カルテ5名分(氏名, 生年月日, 診断名, 疾病コード, ブロック等のデイリーシートと臨床検査, 画像検査, 心理検査, 疼痛スコア, Face scale, 顔面神経マヒスコアなど) 使用パソコン NEC PC-9821Xs 使用言語 Visual Basic 動作環境 Windows3.1 結果および結論:Windows環境のため経済性, 互換性にすぐれ, カラーが美しく, 質問紙式心理検査の回答を直接入力すると結果がすぐわかり, かつ全体の起動スピードの遅れがみられない. 今後の課題として患者のプライバシー保護対策が考えられる. |
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ISSN: | 1340-4903 |