顎関節症に対するスーパーライザー照射の臨床的効果

目的:顎関節症に対する直線偏光近赤外線照射の短期的な効果を, 疼痛の緩和と開口量の改善の面から評価した. 被験者:開口時や咀嚼時の顎関節部疼痛, 開口時の下顎角部疼痛などを主訴とする20名(女性18名, 男性2名)で, 年齢は13~70歳で平均34歳であった. 照射方法:各受診時毎に最大疼痛部位へ2秒間ON-2秒間OFF CYCLE, 60%出力で10分間固定照射した. 検査項目:疼痛の程度と最大開口量とし, 照射効果は照射前, 2回目, 3回目受診時の測定値を比較し, 評価した. 除痛効果を照射前のVisual Analog Scale(VAS)値に対する減少率から, 80%以上を著効, 5...

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Veröffentlicht in:日本ペインクリニック学会誌 1995, Vol.2 (2), p.147-147
Hauptverfasser: 野村修一, 岩片信吾, 紋谷光徳, 河野正司
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:目的:顎関節症に対する直線偏光近赤外線照射の短期的な効果を, 疼痛の緩和と開口量の改善の面から評価した. 被験者:開口時や咀嚼時の顎関節部疼痛, 開口時の下顎角部疼痛などを主訴とする20名(女性18名, 男性2名)で, 年齢は13~70歳で平均34歳であった. 照射方法:各受診時毎に最大疼痛部位へ2秒間ON-2秒間OFF CYCLE, 60%出力で10分間固定照射した. 検査項目:疼痛の程度と最大開口量とし, 照射効果は照射前, 2回目, 3回目受診時の測定値を比較し, 評価した. 除痛効果を照射前のVisual Analog Scale(VAS)値に対する減少率から, 80%以上を著効, 50~79%を有効, 20~49%をやや有効, 19%以下を無効の4段階評価した. 結果:照射後のVAS値は照射前に比べ有意(p
ISSN:1340-4903