循環器内科医・心臓外科医の海外留学の実際: 第24回

昨年夏にコロナ禍の最中に開始した留学生活も2年目に入りました. 本稿ではカナダ心臓外科臨床留学の状況に関してお伝えします. 私は, 2008年に医学部を卒業し, 心臓外科研修, 学位取得後に昨年よりカナダトロントのサニーブルックヘルスサイエンスセンター, 今年7月より同じオンタリオ州にあるロンドンヘルスサイエンスセンターにてクリニカルフェローとして勤務しています. 「留学のきっかけ」初期研修中にご指導いただいた恩師に憧れ心臓外科を志し, 恩師から留学時代の話を聞くにつれ自分もいつかは留学したいと考えるようになりました. その頃より, 諸先輩方の華々しい留学体験記やブログを読み漁っていました....

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Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:心臓 2021/12/15, Vol.53(12), pp.1285-1288
1. Verfasser: 島村, 淳一
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:昨年夏にコロナ禍の最中に開始した留学生活も2年目に入りました. 本稿ではカナダ心臓外科臨床留学の状況に関してお伝えします. 私は, 2008年に医学部を卒業し, 心臓外科研修, 学位取得後に昨年よりカナダトロントのサニーブルックヘルスサイエンスセンター, 今年7月より同じオンタリオ州にあるロンドンヘルスサイエンスセンターにてクリニカルフェローとして勤務しています. 「留学のきっかけ」初期研修中にご指導いただいた恩師に憧れ心臓外科を志し, 恩師から留学時代の話を聞くにつれ自分もいつかは留学したいと考えるようになりました. その頃より, 諸先輩方の華々しい留学体験記やブログを読み漁っていました. 一番情報量の多かった米国留学を自然と目指すようになるも, 勤務しながらの試験対策は一向に進まず (言い訳ですが…) , 心臓外科研修中は忙しいながらも臨床経験を積むことができていたこともあり留学の夢はしばらく封印していました.
ISSN:0586-4488
2186-3016
DOI:10.11281/shinzo.53.1285