肺高血圧症診療の魅力
昨今の肺高血圧症診療の進歩および注目度には目覚しいものがある. 約10年前から次々と新しい治療薬が開発され, これらの使用に伴い製薬企業による啓発活動も活発に行われている. また, かつては循環器関連学会において独立したセッションやシンポジウムなどは見られなかったが, 最近の主要関連学会では必ず肺高血圧症のセッションがあり, 数年前からは学会も設立されこの分野への関心が高まってきている. 今からわずか25年前までは肺高血圧症の患者さんはただ酸素吸入とベッド上安静だけで, 病態の進行を止める(遅らせる)有効な治療薬がない状態であった....
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Veröffentlicht in: | 心臓 2016, Vol.48(6), pp.581-581 |
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1. Verfasser: | |
Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 昨今の肺高血圧症診療の進歩および注目度には目覚しいものがある. 約10年前から次々と新しい治療薬が開発され, これらの使用に伴い製薬企業による啓発活動も活発に行われている. また, かつては循環器関連学会において独立したセッションやシンポジウムなどは見られなかったが, 最近の主要関連学会では必ず肺高血圧症のセッションがあり, 数年前からは学会も設立されこの分野への関心が高まってきている. 今からわずか25年前までは肺高血圧症の患者さんはただ酸素吸入とベッド上安静だけで, 病態の進行を止める(遅らせる)有効な治療薬がない状態であった. |
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ISSN: | 0586-4488 2186-3016 |
DOI: | 10.11281/shinzo.48.581 |