4. OCT-IVUS・NIRS-OCT fusion imageの期待と展開
「はじめに」基礎的な研究はずっと以前からあったものの, 血管内イメージングが人体に臨床応用され, それが最初に報告されたのが1989年のPaul Yockらによる報告であろう. それは血管内エコー法(IVUS)についての報告であり, その報告からすでに25年もの歳月が経過した. その間には, IVUSはプラークの存在をただ提示するGrey-scale画像方式からプラーク内の組織性状を描出するColor画像方式となって発展をとげてきた. また超音波以外の物理的媒体を利用した血管内イメージング法として, 血管内視鏡血管内サーモグラフィー, 冠動脈フローワイヤー, プレッシャーワイヤー, Optic...
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Veröffentlicht in: | 心臓 2015-07, Vol.47 (7), p.800-804 |
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1. Verfasser: | |
Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 「はじめに」基礎的な研究はずっと以前からあったものの, 血管内イメージングが人体に臨床応用され, それが最初に報告されたのが1989年のPaul Yockらによる報告であろう. それは血管内エコー法(IVUS)についての報告であり, その報告からすでに25年もの歳月が経過した. その間には, IVUSはプラークの存在をただ提示するGrey-scale画像方式からプラーク内の組織性状を描出するColor画像方式となって発展をとげてきた. また超音波以外の物理的媒体を利用した血管内イメージング法として, 血管内視鏡血管内サーモグラフィー, 冠動脈フローワイヤー, プレッシャーワイヤー, Optical Coherence Tomography (OCT)といったモダリティが次々と開発されてきた. そして本邦ではまもなくNear Infrared Spectroscopy (NIRS)が市販されようとしている. |
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ISSN: | 0586-4488 |