中論文に対するEditorial Comment
高LDLコレステロール(low density lipoprotein cholesterol; LDL-C)血症と高中性脂肪(triglyceride; TG)血症の両方を認める「複合型高脂血症」は, 小型高密度LDL(small dense LDL; sdLDL)粒子優位に構成され, 低HDLコレステロール(high density lipoprotein cholesterol; HDL-C)血症を合併するのが特徴である. 日常診療でもメタボリックシンドロームなどで比較的よくみられる脂質異常であるが, 遺伝性疾患の家族性複合型高脂血症(familial combined hyperlip...
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Veröffentlicht in: | 心臓 2013, Vol.45(11), pp.1387-1388 |
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1. Verfasser: | |
Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 高LDLコレステロール(low density lipoprotein cholesterol; LDL-C)血症と高中性脂肪(triglyceride; TG)血症の両方を認める「複合型高脂血症」は, 小型高密度LDL(small dense LDL; sdLDL)粒子優位に構成され, 低HDLコレステロール(high density lipoprotein cholesterol; HDL-C)血症を合併するのが特徴である. 日常診療でもメタボリックシンドロームなどで比較的よくみられる脂質異常であるが, 遺伝性疾患の家族性複合型高脂血症(familial combined hyperlipidemia; FCHL)との鑑別が重要である. FCHLは一般人50~200人に1人と高頻度で, 軽度から中等度の脂質異常症であるにもかかわらず早発性冠動脈硬化症の原因となる原発性脂質異常症である. |
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ISSN: | 0586-4488 2186-3016 |
DOI: | 10.11281/shinzo.45.1387 |