肺高血圧症の最新の治療について
肺高血圧症は, 10年前までは臓器移植など治療の選択肢は非常に少なかったが, 近年, いろいろな薬剤が開発され, よい結果が得られている. しかし, 無症状でも病態は進行していることがあり, 早期からの介入と, 悪化させないための適切な治療が大切である. そこで, 肺高血圧症の最新の話題を踏まえつつ, 診断・治療の進め方と専門医との連携のポイントなどについて語り合っていただいた. 瀧原 本日は肺高血圧診療において日本を代表するお2人の先生方に, 肺高血圧症の診断と治療, 特に最近の話題について伺いたいと思います. 中西先生は, 2008年2月にダナポイントで開催された第4回肺高血圧症ワールドシ...
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Veröffentlicht in: | 心臓 2008, Vol.40 (12), p.1162-1167 |
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Hauptverfasser: | , , |
Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 肺高血圧症は, 10年前までは臓器移植など治療の選択肢は非常に少なかったが, 近年, いろいろな薬剤が開発され, よい結果が得られている. しかし, 無症状でも病態は進行していることがあり, 早期からの介入と, 悪化させないための適切な治療が大切である. そこで, 肺高血圧症の最新の話題を踏まえつつ, 診断・治療の進め方と専門医との連携のポイントなどについて語り合っていただいた. 瀧原 本日は肺高血圧診療において日本を代表するお2人の先生方に, 肺高血圧症の診断と治療, 特に最近の話題について伺いたいと思います. 中西先生は, 2008年2月にダナポイントで開催された第4回肺高血圧症ワールドシンポジウムにワーキンググループの一員として参加されていますし, 松原先生は, 肺高血圧症治療の選択肢のほとんどない時代から重症患者さんへの先進的治療を試みてこられた先達のお1人です. これまで肺高血圧症治療は, 一般の内科医や循環器内科医が幅広く携わることはありませんでした. |
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ISSN: | 0586-4488 |