挿管を望まない患者に対するNPPVの限界(Limitations of noninvasive positive pressure ventilation for “do–not–intubate” patients)

要旨 Noninvasive positive pressure ventilation(NPPV)が気管挿管を望まないdo–not–intubate(DNI)患者に対して使用される頻度は増加しているが,臨床的改善が乏しい場合にNPPVを継続することの妥当性に関するデータは乏しい。今回,DNI患者にNPPVを使用し,呼吸状態が改善しない場合の転帰について検討した。2011年4月から2013年8月に,急性呼吸不全に対してNPPVが6時間以上使用されたDNI患者19例について後方視的に検討した。改善の定義を,NPPV開始後6時間の時点でFIO2...

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Veröffentlicht in:Nihon Kyūkyū Igakkai zasshi 2017-02, Vol.28 (2), p.64-70
Hauptverfasser: (Akihiro Takaba), 高場 章宏, (Masatomo Ebina), 蛯名 正智, (Masaaki Sakuraya), 櫻谷 正明, (Ryutaro Seo), 瀬尾 龍太郎, (Masafumi Suga), 須賀 将文, (Kenichi Yoshida), 吉田 研一, (Koichi Ariyoshi), 有吉 孝一
Format: Artikel
Sprache:eng
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Beschreibung
Zusammenfassung:要旨 Noninvasive positive pressure ventilation(NPPV)が気管挿管を望まないdo–not–intubate(DNI)患者に対して使用される頻度は増加しているが,臨床的改善が乏しい場合にNPPVを継続することの妥当性に関するデータは乏しい。今回,DNI患者にNPPVを使用し,呼吸状態が改善しない場合の転帰について検討した。2011年4月から2013年8月に,急性呼吸不全に対してNPPVが6時間以上使用されたDNI患者19例について後方視的に検討した。改善の定義を,NPPV開始後6時間の時点でFIO2
ISSN:1883-3772
1883-3772
DOI:10.1002/jja2.12159