「土佐文旦」の野囲い貯蔵における新たな被覆資材の研究
「土佐文旦」の野囲い貯蔵に用いる稲わらの代替資材としてアルミ蒸着気泡緩衝材および多層保温被覆資材を選定し,貯蔵性を調査した。その結果,以下の特徴より,代替資材として有望と判断した。アルミ蒸着気泡緩衝材および多層保温被覆資材の貯蔵期間中の内部温度は,高温期および低温期ともに稲わらよりやや低くなるが,日較差は同程度であった。また,果実品質は,Brixおよびクエン酸含量ともに稲わらと差がなく,減量歩合も同等であった。さらに,アルミ蒸着気泡緩衝材および多層保温被覆資材は4年使用可能である。...
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Veröffentlicht in: | 高知県農業技術センター研究報告 2023-03 (32), p.45-54 |
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Hauptverfasser: | , , |
Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 「土佐文旦」の野囲い貯蔵に用いる稲わらの代替資材としてアルミ蒸着気泡緩衝材および多層保温被覆資材を選定し,貯蔵性を調査した。その結果,以下の特徴より,代替資材として有望と判断した。アルミ蒸着気泡緩衝材および多層保温被覆資材の貯蔵期間中の内部温度は,高温期および低温期ともに稲わらよりやや低くなるが,日較差は同程度であった。また,果実品質は,Brixおよびクエン酸含量ともに稲わらと差がなく,減量歩合も同等であった。さらに,アルミ蒸着気泡緩衝材および多層保温被覆資材は4年使用可能である。 |
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ISSN: | 0917-7701 |