農地基盤デジタルプラットフォームを活用したDXの展望

近年,農業従事者の減少に加え,施設の維持管理を行う土地改良区職員や整備を行う建設業従事者の減少が問題となっており,スマート農業や情報化施工技術の推進による生産性の向上が不可欠となっている。そこで,農業生産基盤整備時や整備後の維持管理などで得られるデータを多様なユーザーが利活用するため,データの共有やさまざまな機能を有するアプリケーションソフトを一元的に管理可能なデジタルプラットフォームを構築する。本報ではデジタルプラットフォームを活用し,さまざまな技術やシステムと連携することで実現が期待される農業施設や農地の維持管理,営農におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)の展望について解説する。...

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Veröffentlicht in:水土の知 : 農業農村工学会誌 : journal of the Japanese Society of Irrigation, Drainage and Rural Engineering 2021, Vol.89(10), pp.741-744,a1
1. Verfasser: 若杉, 晃介
Format: Artikel
Sprache:jpn
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Beschreibung
Zusammenfassung:近年,農業従事者の減少に加え,施設の維持管理を行う土地改良区職員や整備を行う建設業従事者の減少が問題となっており,スマート農業や情報化施工技術の推進による生産性の向上が不可欠となっている。そこで,農業生産基盤整備時や整備後の維持管理などで得られるデータを多様なユーザーが利活用するため,データの共有やさまざまな機能を有するアプリケーションソフトを一元的に管理可能なデジタルプラットフォームを構築する。本報ではデジタルプラットフォームを活用し,さまざまな技術やシステムと連携することで実現が期待される農業施設や農地の維持管理,営農におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)の展望について解説する。
ISSN:1882-2770
1884-7196
DOI:10.11408/jjsidre.89.10_741