ビワの果肉,果皮および種子の部位別分析による全果実中の残留農薬濃度解析

国内3圃場で16種農薬を散布してビワを収穫し,果肉,果皮および種子を分位別に分析した.果皮では全農薬について全例で検出値(n=144)を得たが,果肉および種子での検出割合は,それぞれ42%(n=61)および36%(n=52)に減少した.ビワ果実中の残留農薬は,主に果皮に分布し,可食部である果肉への分布は少なく,種子への分布は果肉よりも少なかった.部位別の分析値を用いて,果肉での不検出値(...

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Veröffentlicht in:Shokuhin eiseigaku zasshi 2022/04/25, Vol.63(2), pp.62-69
Hauptverfasser: 曳埜, 忍, 矢島, 智成, 逆井, 美智子, 冨山, 成人, 飯島, 和昭, 大山, 和俊
Format: Artikel
Sprache:jpn
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Beschreibung
Zusammenfassung:国内3圃場で16種農薬を散布してビワを収穫し,果肉,果皮および種子を分位別に分析した.果皮では全農薬について全例で検出値(n=144)を得たが,果肉および種子での検出割合は,それぞれ42%(n=61)および36%(n=52)に減少した.ビワ果実中の残留農薬は,主に果皮に分布し,可食部である果肉への分布は少なく,種子への分布は果肉よりも少なかった.部位別の分析値を用いて,果肉での不検出値(
ISSN:0015-6426
1882-1006
DOI:10.3358/shokueishi.63.62