新規生育記録システムによる促成つる下ろし栽培条件下でのキュウリ品種の特性評価

促成つる下ろし栽培において、キュウリ3品種の特性を評価した。生育データはQRコードを用いて節ごとに生育イベントを記録する生育調査方法で取得した。その結果、「ハイグリーン21」は節数が多いが、開花した花が実になる割合が少なく、生育後半になるにしたがって果実を収穫できない節が多くなった。「勇翔」は節数が少ないが生育後半になっても安定して各節から1果実ずつ収穫できた。「千秀2号」は「ハイグリーン21」と「勇翔」の中間の特徴となった。調査した株の生育をアニメーションで示すことで、品種ごとの特徴をわかりやすく表現することができた。...

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Veröffentlicht in:群馬県農業技術センター研究報告 2022-03 (19), p.39-43
Hauptverfasser: 鵜生川, 雅己, 唐澤, 智
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:促成つる下ろし栽培において、キュウリ3品種の特性を評価した。生育データはQRコードを用いて節ごとに生育イベントを記録する生育調査方法で取得した。その結果、「ハイグリーン21」は節数が多いが、開花した花が実になる割合が少なく、生育後半になるにしたがって果実を収穫できない節が多くなった。「勇翔」は節数が少ないが生育後半になっても安定して各節から1果実ずつ収穫できた。「千秀2号」は「ハイグリーン21」と「勇翔」の中間の特徴となった。調査した株の生育をアニメーションで示すことで、品種ごとの特徴をわかりやすく表現することができた。
ISSN:1348-9054