東南アジアの民間資本による圃場整備の事例と将来展望
農村の労働力不足が課題である東南アジア諸国では,日本の農業の構造改革に大きく寄与した圃場整備事業が注目されている。本報は,東南アジアにおける民間資本の圃場整備の事例として,ミャンマーのコメ専業会社が農家との契約栽培と合わせた圃場整備を実施している事例と,カンボジアの不動産会社がコンセッションにより大規模な国有地を開発して農業経営している事例について分析・報告する。また,わが国が圃場整備事業を発展させてきた過程を振り返り,東南アジア地域の民間資本による圃場整備の将来展望を考察する。...
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Veröffentlicht in: | Suido no chi 2020, Vol.88(10), pp.831-836,a2 |
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Hauptverfasser: | , |
Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Schlagworte: | |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 農村の労働力不足が課題である東南アジア諸国では,日本の農業の構造改革に大きく寄与した圃場整備事業が注目されている。本報は,東南アジアにおける民間資本の圃場整備の事例として,ミャンマーのコメ専業会社が農家との契約栽培と合わせた圃場整備を実施している事例と,カンボジアの不動産会社がコンセッションにより大規模な国有地を開発して農業経営している事例について分析・報告する。また,わが国が圃場整備事業を発展させてきた過程を振り返り,東南アジア地域の民間資本による圃場整備の将来展望を考察する。 |
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ISSN: | 1882-2770 1884-7196 |
DOI: | 10.11408/jjsidre.88.10_831 |