タブレットを用いた農地一筆調査アプリの改良と普及に向けた課題
担い手への農地集積と地域の農地利用最適化のため,農地情報の見える化が推進され,そのツールとして地理情報システム(GIS)が用いられている。GISに実装する農地情報の収集は,市町村の農業委員会によって担われている。そこで2016年から,農業委員会が行う農地一筆調査の効率化に寄与するため,タブレット上で動作する既存のモバイルGISの現場適用を検討し,2018年に主に調査結果データの入力機能を強化したモバイルGISアプリ「iVIMSγ」を開発した。本報では,当アプリの特徴・機能を紹介するとともに,利用状況調査における普及に向けた一連の取組み過程と現段階の状況を踏まえ,今後の普及に向けた課題を考察した...
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Veröffentlicht in: | Suido no chi 2020, Vol.88(1), pp.11-14,a1 |
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Hauptverfasser: | , , |
Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Schlagworte: | |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 担い手への農地集積と地域の農地利用最適化のため,農地情報の見える化が推進され,そのツールとして地理情報システム(GIS)が用いられている。GISに実装する農地情報の収集は,市町村の農業委員会によって担われている。そこで2016年から,農業委員会が行う農地一筆調査の効率化に寄与するため,タブレット上で動作する既存のモバイルGISの現場適用を検討し,2018年に主に調査結果データの入力機能を強化したモバイルGISアプリ「iVIMSγ」を開発した。本報では,当アプリの特徴・機能を紹介するとともに,利用状況調査における普及に向けた一連の取組み過程と現段階の状況を踏まえ,今後の普及に向けた課題を考察した。 |
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ISSN: | 1882-2770 1884-7196 |
DOI: | 10.11408/jjsidre.88.1_11 |