牛肉のおいしさの見える化試験

牛肉について、黒毛和種、交雑種、乳用種の3品種について比較したところ、官能評価試験の結果で品種間で有意差が認められ、理化学分析や牛肉表面の画像解析の結果についても、品種間で有意差が認められた。メタボロミクス解析による成分分析の結果、品種間で成分に特徴がみられた。宮崎牛について、肥育時の給与飼料で同様に比較した結果、全ての分析で給与飼料の違いによる有意差は認められなかったが、成分分析の結果、給与飼料で成分に特徴がみられ、給与飼料で牛肉成分に影響があることが示唆された。