超過降雨を考慮した農村地域の排水対策について

平成27年9月に茨城県常総市で台風18号関連の豪雨により国の直轄管理河川である鬼怒川が決壊し甚大な洪水被害が発生した。近年,豪雨による災害が頻発しており,統計をみても短時間に強い雨の降る頻度が増加傾向にあり,将来的にも気候変動の影響による豪雨と渇水の極端現象の激化が懸念される中,政府内で近年のICTの著しい発達を背景に超過洪水対策や災害情報の一元化が進められている。本報では,これらの活用による超過降雨を考慮した農村地域の排水対策の取り巻く情勢について報告するものである。...

Ausführliche Beschreibung

Gespeichert in:
Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:Suido no chi 2016, Vol.84(4), pp.263-266,a1
Hauptverfasser: 遠藤, 知庸, 吉田, 明, 永田, 浩章
Format: Artikel
Sprache:jpn
Schlagworte:
Online-Zugang:Volltext
Tags: Tag hinzufügen
Keine Tags, Fügen Sie den ersten Tag hinzu!
Beschreibung
Zusammenfassung:平成27年9月に茨城県常総市で台風18号関連の豪雨により国の直轄管理河川である鬼怒川が決壊し甚大な洪水被害が発生した。近年,豪雨による災害が頻発しており,統計をみても短時間に強い雨の降る頻度が増加傾向にあり,将来的にも気候変動の影響による豪雨と渇水の極端現象の激化が懸念される中,政府内で近年のICTの著しい発達を背景に超過洪水対策や災害情報の一元化が進められている。本報では,これらの活用による超過降雨を考慮した農村地域の排水対策の取り巻く情勢について報告するものである。
ISSN:1882-2770
1884-7196
DOI:10.11408/jjsidre.84.4_263