ブドウにおける文字や図柄入り果実の生産方法

1. ブドウをより広く手に取ってもらうきっかけとして,果粒にデザインを入れる方法を開発した。2. 6種類の遮光シールで検討し,製品Aが最も優れ、サイズは直径15mm以下が適した。3. 本手法は欧州系の赤色品種における適応性が高く,中でもアントシアニンのアシル化率が低い品種ほどデザインが明瞭になる。4. 遮光シールは果頂部に貼付すると果側部に貼付した場合と比較して商品率が高くなる。しかし果頂部であっても線の細い文字や図柄を用いることで商品率が高まる。...

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Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:山梨県果樹試験場研究報告 = Bulletin of the Yamanashi Fruit Tree Experiment Station 2020-03 (17), p.29-36
Hauptverfasser: 桐原, 崚, 里吉, 友貴, 佐藤, 博紀, 宇土, 幸伸, 塩谷, 諭史
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:1. ブドウをより広く手に取ってもらうきっかけとして,果粒にデザインを入れる方法を開発した。2. 6種類の遮光シールで検討し,製品Aが最も優れ、サイズは直径15mm以下が適した。3. 本手法は欧州系の赤色品種における適応性が高く,中でもアントシアニンのアシル化率が低い品種ほどデザインが明瞭になる。4. 遮光シールは果頂部に貼付すると果側部に貼付した場合と比較して商品率が高くなる。しかし果頂部であっても線の細い文字や図柄を用いることで商品率が高まる。
ISSN:0389-3588