新たな標準区画に対応する水稲乾田直播栽培技術
水稲作の抜本的なコスト低減のためには,従来の移植栽培に代わり,直播栽培を実施することが効果的である。プラウ耕グレーンドリル体系乾田直播栽培では,作業の高速化により従来の移植体系に比べ作業能率が大幅に向上するため,大区画圃場に対する適用性が高い。各種土壌条件に対する適用性は,播種前後の鎮圧により減水深を低減することが可能なため,作土層が強粘性,粘性となる土壌を中心に東北地方ではおよそ7割の水田で乾田直播栽培が可能になるとみられる。現在宮城県において,このような省力的営農技術の導入を見越した圃場整備手法である「新たな標準区画(2 ha)」による圃場整備が進められている。...
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Veröffentlicht in: | Suido no chi 2016, Vol.84(3), pp.185-188,a1 |
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Hauptverfasser: | , , |
Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
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Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 水稲作の抜本的なコスト低減のためには,従来の移植栽培に代わり,直播栽培を実施することが効果的である。プラウ耕グレーンドリル体系乾田直播栽培では,作業の高速化により従来の移植体系に比べ作業能率が大幅に向上するため,大区画圃場に対する適用性が高い。各種土壌条件に対する適用性は,播種前後の鎮圧により減水深を低減することが可能なため,作土層が強粘性,粘性となる土壌を中心に東北地方ではおよそ7割の水田で乾田直播栽培が可能になるとみられる。現在宮城県において,このような省力的営農技術の導入を見越した圃場整備手法である「新たな標準区画(2 ha)」による圃場整備が進められている。 |
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ISSN: | 1882-2770 1884-7196 |
DOI: | 10.11408/jjsidre.84.3_185 |