水生植物からのセルロースナノファイバー創製と複合材料化に関する研究(2)

琵琶湖に大量繁殖する水生植物(水草)の高付加価値化を目的に、水草を用いたセルロースナノファイバー(CNF)に化学変性を行い、ポリプロピレン(PP)との複合化を試みた。ニーダーを用いることでセルロースを簡易に化学修飾できることが分かった。また,水草由来CNFとPPを複合化した材料は比較用に作製した市販CNFよりも補強効果が大きく、PPとの相溶性が高いことが分かった。...

Ausführliche Beschreibung

Gespeichert in:
Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:業務報告 = Annual report of the Industrial Research Center of Shiga Prefecture 2019-11 (33), p.98-102
1. Verfasser: 大山, 雅寿
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
Tags: Tag hinzufügen
Keine Tags, Fügen Sie den ersten Tag hinzu!
Beschreibung
Zusammenfassung:琵琶湖に大量繁殖する水生植物(水草)の高付加価値化を目的に、水草を用いたセルロースナノファイバー(CNF)に化学変性を行い、ポリプロピレン(PP)との複合化を試みた。ニーダーを用いることでセルロースを簡易に化学修飾できることが分かった。また,水草由来CNFとPPを複合化した材料は比較用に作製した市販CNFよりも補強効果が大きく、PPとの相溶性が高いことが分かった。
ISSN:1343-8417