農道の設計および機能保全における自動車荷重の一考察

農道の設計および機能保全では,農道の種類に応じた適切な自動車荷重を設定することが重要になる。農道は,高速車両と低速車両の混合交通となる特徴を有しているが,基幹的農道およびほ場内農道のうち幹線農道を除く農道においては,車両制限令や道路構造令で定められている49kNの輪荷重,荷重分担比1:4のT荷重とは異なる乗用トラクタや軽トラックの通行が一般に多い。そこで本報では,自動車荷重に関わる事項について述べた後に,乗用トラクタおよび軽トラックにおける自動車荷重の特徴について述べ,農道における要求機能に基づいた性能照査型の設計および機能保全について自動車荷重の視点から考察を行う。...

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Veröffentlicht in:Suido no chi 2014, Vol.82(2), pp.131-135,a2
Hauptverfasser: 緒方, 英彦, 坂本, 康文, 竹内, 康
Format: Artikel
Sprache:jpn
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Beschreibung
Zusammenfassung:農道の設計および機能保全では,農道の種類に応じた適切な自動車荷重を設定することが重要になる。農道は,高速車両と低速車両の混合交通となる特徴を有しているが,基幹的農道およびほ場内農道のうち幹線農道を除く農道においては,車両制限令や道路構造令で定められている49kNの輪荷重,荷重分担比1:4のT荷重とは異なる乗用トラクタや軽トラックの通行が一般に多い。そこで本報では,自動車荷重に関わる事項について述べた後に,乗用トラクタおよび軽トラックにおける自動車荷重の特徴について述べ,農道における要求機能に基づいた性能照査型の設計および機能保全について自動車荷重の視点から考察を行う。
ISSN:1882-2770
1884-7196
DOI:10.11408/jjsidre.82.2_131