SWATモデルの水田を含む流域への適用の問題点と改善に向けて

本報では,米国USDAとTexas A&M大学にて開発が進む流域水文水質モデルSWATの水田地帯への適用可能性について報告する。SWATモデルは,単なる流路内の観測点における正確な予測を行うことを主目標にするのではなく,流出プロセスをできるだけ定量的に評価し,流出メカニズムに関連する土地利用管理,水管理を実施した場合の影響評価を行うために開発されている。しかし,水田地帯は,自然な条件の降雨と流出の応答のみで捉えることができない,複雑かつ小規模な灌漑システムを含む。本報では,適用における問題点の指摘と,改善点について,進行している研究などを紹介し,今後の農業流域の管理について,SWATの...

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Veröffentlicht in:Suido no chi 2013, Vol.81(12), pp.983-987,a1
Hauptverfasser: 加藤, 亮, 渡邊, 裕純, BOULANGE, Julien, 江口, 定夫, 坂口, 敦, 宗村, 広昭
Format: Artikel
Sprache:jpn
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Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:本報では,米国USDAとTexas A&M大学にて開発が進む流域水文水質モデルSWATの水田地帯への適用可能性について報告する。SWATモデルは,単なる流路内の観測点における正確な予測を行うことを主目標にするのではなく,流出プロセスをできるだけ定量的に評価し,流出メカニズムに関連する土地利用管理,水管理を実施した場合の影響評価を行うために開発されている。しかし,水田地帯は,自然な条件の降雨と流出の応答のみで捉えることができない,複雑かつ小規模な灌漑システムを含む。本報では,適用における問題点の指摘と,改善点について,進行している研究などを紹介し,今後の農業流域の管理について,SWATの適用可能性を検討する。
ISSN:1882-2770
1884-7196
DOI:10.11408/jjsidre.81.12_983