原木栽培シイタケの産地判別におけるストロンチウム同位体分析,炭素・窒素・酸素同位体分析および微量元素濃度分析の有用性比較
日本産,中国産および韓国産の原木栽培乾シイタケを供試し,ストロンチウム,炭素,窒素および酸素の安定同位体比分析と元素濃度分析を同じサンプルで行った。それぞれの分析手法に有用性を確認したが,日本産と外国産(中国産および韓国産)との判別ではストロンチウム同位体比の貢献度が高かった。同位体比と元素濃度を組み合わせることで原木栽培シイタケの生産国を高精度で判別することが可能であることを再確認し,日本産と中国産との判別的中率は99.3%(139/140)であった。...
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Veröffentlicht in: | 財団法人日本きのこセンター菌蕈研究所研究報告 = Reports of the Tottori Mycological Institute 2019-09 (49), p.28-34 |
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Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 日本産,中国産および韓国産の原木栽培乾シイタケを供試し,ストロンチウム,炭素,窒素および酸素の安定同位体比分析と元素濃度分析を同じサンプルで行った。それぞれの分析手法に有用性を確認したが,日本産と外国産(中国産および韓国産)との判別ではストロンチウム同位体比の貢献度が高かった。同位体比と元素濃度を組み合わせることで原木栽培シイタケの生産国を高精度で判別することが可能であることを再確認し,日本産と中国産との判別的中率は99.3%(139/140)であった。 |
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ISSN: | 0388-8266 |