乾徳山林道におけるのり面緑化方法の検討
林道のり面の緑化状況が思わしくない乾徳山林道において、施工時期の影響評価と植生マットによる緑化を検討した。冬と春に施工を行い植物の定着・生育状況によって施工時期を評価した結果、冬施工区の方が周辺の森林からの植物の侵入が多く、適しているという結果になった。また、厚層基材吹付工及び6種類の植生マットによる施工を行い、植物の定着・生育状況及び価格によって緑化方法を評価した結果、周辺森林から供給される種子による緑化を重視した植生マットが最も適しているという結果になった。今回は施工後1年未満での結果のみであるため、今後も追跡調査を行った上で、適した緑化方法を決定したい。...
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Veröffentlicht in: | 山梨県森林総合研究所研究報告 2009-03 (28), p.11-18 |
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Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 林道のり面の緑化状況が思わしくない乾徳山林道において、施工時期の影響評価と植生マットによる緑化を検討した。冬と春に施工を行い植物の定着・生育状況によって施工時期を評価した結果、冬施工区の方が周辺の森林からの植物の侵入が多く、適しているという結果になった。また、厚層基材吹付工及び6種類の植生マットによる施工を行い、植物の定着・生育状況及び価格によって緑化方法を評価した結果、周辺森林から供給される種子による緑化を重視した植生マットが最も適しているという結果になった。今回は施工後1年未満での結果のみであるため、今後も追跡調査を行った上で、適した緑化方法を決定したい。 |
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ISSN: | 1343-0106 |