暗期中断に用いる光源の違いが草花類の生育および開花に及ぼす影響
白熱灯および電球色蛍光灯を用いた4時間の暗期中断(22:00~2:00)が,本県で生産量の多い草花類14品目の開花および切り花形質に及ぼす影響について評価し,電球色蛍光灯が白熱灯の代替光源として選定可能であるかを検討した。その結果,白熱灯と蛍光灯の暗期中断が開花反応および切り花形質に及ぼす影響は品目によって大きく異なり,供試した14品目のうち,ヒペリカム,シレネ,ヒマワリ,カルタムスは白熱灯と電球色蛍光灯で開花反応および切り花形質に及ぼす影響は同等であることが明らかとなった。また,アレンジメントアスターおよびブプレウラムは,白熱灯に比べ電球色蛍光灯で開花遅延や切り花形質の低下が認められた。一方...
Gespeichert in:
Veröffentlicht in: | 福岡県農林業総合試験場研究報告 2019-03 (5), p.92-101 |
---|---|
Hauptverfasser: | , , , |
Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
Tags: |
Tag hinzufügen
Keine Tags, Fügen Sie den ersten Tag hinzu!
|
Zusammenfassung: | 白熱灯および電球色蛍光灯を用いた4時間の暗期中断(22:00~2:00)が,本県で生産量の多い草花類14品目の開花および切り花形質に及ぼす影響について評価し,電球色蛍光灯が白熱灯の代替光源として選定可能であるかを検討した。その結果,白熱灯と蛍光灯の暗期中断が開花反応および切り花形質に及ぼす影響は品目によって大きく異なり,供試した14品目のうち,ヒペリカム,シレネ,ヒマワリ,カルタムスは白熱灯と電球色蛍光灯で開花反応および切り花形質に及ぼす影響は同等であることが明らかとなった。また,アレンジメントアスターおよびブプレウラムは,白熱灯に比べ電球色蛍光灯で開花遅延や切り花形質の低下が認められた。一方,キンギョソウでは栽培時期,ダリアでは品種により影響の差があることが示唆された。 |
---|---|
ISSN: | 2189-4876 |