全摘葉処理がキュウリ果実の糖飢餓マーカー候補遺伝子の発現に及ぼす影響の品種間差

全摘葉処理がキュウリ果実における糖飢餓マーカー候補遺伝子の発現に及ぼす品種間差を調べた.供試した品種は日本型として ‘ときわ’(純系)と ‘ハイグリーン21’(F1)と ‘フリーダムハウス2号’(F1),華北型として ‘四葉’(純系),華南型として ‘相模半白’(純系),ピクルス型として ‘最上’(純系),スライス型として ‘Poinsett’(純系),英国温室型として ‘Proloog RZ’(F1),ベイトアルファ型として ‘Khassib RZ’(F1)だった.マーカー候補遺伝子は既報(Tazukeら,2015)で得られたCsSEF1,アスパラギン合成酵素遺伝子,CsFDI1の他に,今回...

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Veröffentlicht in:Engeigaku kenkyuu 2019, Vol.18(2), pp.157-165
Hauptverfasser: 田附, 明夫, 蟹澤, 和弥, 木下, 嗣基, 朝山, 宗彦
Format: Artikel
Sprache:jpn
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Beschreibung
Zusammenfassung:全摘葉処理がキュウリ果実における糖飢餓マーカー候補遺伝子の発現に及ぼす品種間差を調べた.供試した品種は日本型として ‘ときわ’(純系)と ‘ハイグリーン21’(F1)と ‘フリーダムハウス2号’(F1),華北型として ‘四葉’(純系),華南型として ‘相模半白’(純系),ピクルス型として ‘最上’(純系),スライス型として ‘Poinsett’(純系),英国温室型として ‘Proloog RZ’(F1),ベイトアルファ型として ‘Khassib RZ’(F1)だった.マーカー候補遺伝子は既報(Tazukeら,2015)で得られたCsSEF1,アスパラギン合成酵素遺伝子,CsFDI1の他に,今回行ったRNA-seqで得られた遺伝子Csa6G501990,Csa1G002810,Csa5G606310,Csa3G824990,Csa3G435530(Cucurbit Genomics Databaseコード)について調べた.その結果,CsSEF1および新たに得られた5遺伝子がキュウリ全般に関して糖飢餓マーカーとして用いうる可能性が示唆された.
ISSN:1347-2658
1880-3571
DOI:10.2503/hrj.18.157