秋田県における飼料用稲専用品種の品種特性と地域適応性の検討
飼料用稲の生産において,コストの低減や収量確保の観点から専用品種の作付が望ましいが,秋田県の品種の構成割合をみると,飼料用稲専用品種の作付は少ない。今後,飼料用稲の普及定着を更に図り,経営を安定させるためには適正な飼料用稲専用品種の普及が必要である。そこで,これまで秋田県畜産試験場で品種選定試験に供試した品種について特性を比較した。極早生品種である「べこげんき」と,極晩生品種の「たちすずか」や「たちあやか」を組み合わせることで作期の延長が図られるほか,「たちすずか」や「たちあやか」を出穂期に収穫することで,様々な形態の稲発酵粗飼料を生産し,給与する畜産農家の要望に幅広く応えることが可能になる。...
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Veröffentlicht in: | 秋田県畜産試験場研究報告 2018-03 (32), p.9-13 |
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Hauptverfasser: | , , |
Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 飼料用稲の生産において,コストの低減や収量確保の観点から専用品種の作付が望ましいが,秋田県の品種の構成割合をみると,飼料用稲専用品種の作付は少ない。今後,飼料用稲の普及定着を更に図り,経営を安定させるためには適正な飼料用稲専用品種の普及が必要である。そこで,これまで秋田県畜産試験場で品種選定試験に供試した品種について特性を比較した。極早生品種である「べこげんき」と,極晩生品種の「たちすずか」や「たちあやか」を組み合わせることで作期の延長が図られるほか,「たちすずか」や「たちあやか」を出穂期に収穫することで,様々な形態の稲発酵粗飼料を生産し,給与する畜産農家の要望に幅広く応えることが可能になる。 |
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ISSN: | 2187-6428 |