LED間欠照明による肉用名古屋種の生産性改善

肉用名古屋種に対してLEDを利用した様々な明暗比率の間欠照明が生産性に及ぼす影響について調査した。慣行的な24時間連続照明と比べて暗期を設けた間欠照明は同等の増体性を保ちつつ、飼料摂取量を3~7%低減させることで、飼料効率を改善することが示された。また、飼料費の3~5%削減及び照明時間に応じて電気料金が4分の1から2分の1になることで、1羽あたりの収益額が最高約25円増加した。LEDを利用した間欠照明は、肉用名古屋種の生産性の改善や収益性の向上に貢献できる1つの手法であることが示唆された。...

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Veröffentlicht in:愛知県農業総合試験場研究報告 = Research bulletin of the Aichi-ken Agricultural Research Center 2018-12 (50), p.95-98
Hauptverfasser: 宮川, 博充, 大口, 秀司, 木野, 勝敏, 中村, 和久
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:肉用名古屋種に対してLEDを利用した様々な明暗比率の間欠照明が生産性に及ぼす影響について調査した。慣行的な24時間連続照明と比べて暗期を設けた間欠照明は同等の増体性を保ちつつ、飼料摂取量を3~7%低減させることで、飼料効率を改善することが示された。また、飼料費の3~5%削減及び照明時間に応じて電気料金が4分の1から2分の1になることで、1羽あたりの収益額が最高約25円増加した。LEDを利用した間欠照明は、肉用名古屋種の生産性の改善や収益性の向上に貢献できる1つの手法であることが示唆された。
ISSN:0388-7995