清酒製造における酒母(しゅぼ)の安定製造法の開発 : 乳酸菌を用いた高温糖化酒母の検討
清酒製造において、酵母の大量純粋培養に硝酸還元菌と乳酸菌を利用してアルコール発酵酵母を醸成する製法(生もと系酒母)がある。これは微生物を自然界から寄せ付け、自然に微生物を増殖させるため製造は不安定なことがある。そこで、製造過程から分離した微生物を利用して製造ができれば、安定した製造が可能で新製品開発へ繋がり開発を進めてきた。本報では、生もと系酒母の製造現場から分離した乳酸菌を利用して、小規模の高温糖化酒母の製造試験を行い、製造が可能なことを確認した。...
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Veröffentlicht in: | 業務報告 = Annual report of the Industrial Research Center of Shiga Prefecture 2017-12 (31), p.124-126 |
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1. Verfasser: | |
Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 清酒製造において、酵母の大量純粋培養に硝酸還元菌と乳酸菌を利用してアルコール発酵酵母を醸成する製法(生もと系酒母)がある。これは微生物を自然界から寄せ付け、自然に微生物を増殖させるため製造は不安定なことがある。そこで、製造過程から分離した微生物を利用して製造ができれば、安定した製造が可能で新製品開発へ繋がり開発を進めてきた。本報では、生もと系酒母の製造現場から分離した乳酸菌を利用して、小規模の高温糖化酒母の製造試験を行い、製造が可能なことを確認した。 |
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ISSN: | 1343-8417 |