猫の直腸腺癌に対して直腸全層プルスルー法による摘出術を行った2症例

便秘症状を主訴に来院した直腸腺癌の猫2症例を経験した。当初は便軟化剤など内科的管理を続けていたが、排便困難な状態に陥り、直腸全層プルスルー法による摘出術を行った。腹膜播種および全身転移によりそれぞれ第245病日(術後10週)、第397病日(術後41週)で死亡したが、手術を実施したことにより、明らかなQOLの改善と生存期間の延長が認められた。...

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Veröffentlicht in:日本獣医麻酔外科学雑誌 2016, Vol.47(3), pp.47-52
Hauptverfasser: 松本, 淳, 小儀, 悦子, 小儀, 直子, 北村, 真紀, 内田, 佳美, 青木, 理, 能見, 君人, 宮野, 祐子, 小儀, 昇
Format: Artikel
Sprache:jpn
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Beschreibung
Zusammenfassung:便秘症状を主訴に来院した直腸腺癌の猫2症例を経験した。当初は便軟化剤など内科的管理を続けていたが、排便困難な状態に陥り、直腸全層プルスルー法による摘出術を行った。腹膜播種および全身転移によりそれぞれ第245病日(術後10週)、第397病日(術後41週)で死亡したが、手術を実施したことにより、明らかなQOLの改善と生存期間の延長が認められた。
ISSN:2189-6623
2189-6631
DOI:10.2327/jjvas.47.47