飛騨地方の渓流におけるイワナおよびヤマメ・アマゴの産卵床の物理環境
1. 本調査では、飛騨地方および周辺地域の渓流において、イワナおよびヤマメ・アマゴの産卵床の水深、流速、河床材料を測定した。2. 水深については、両種の産卵床の間に差は認められなかった。流速については、イワナの産卵床の方が小さかった。河床材料については、ヤマメ・アマゴの産卵床の方が大きかった。3. 人工産卵場の物理環境の目標として現在提示されている水深5-30cm、流速5-30cm/s、河床材料粒径10-30mmの3条件は、県内のイワナおよびヤマメ・アマゴの双方に概ね共通して適用できることが示唆された。...
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Veröffentlicht in: | 岐阜県水産研究所研究報告 = Report of Gifu Prefectural Research Institute for Fisheries and Aquatic Environments 2018-03 (63), p.1-6 |
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Hauptverfasser: | , |
Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 1. 本調査では、飛騨地方および周辺地域の渓流において、イワナおよびヤマメ・アマゴの産卵床の水深、流速、河床材料を測定した。2. 水深については、両種の産卵床の間に差は認められなかった。流速については、イワナの産卵床の方が小さかった。河床材料については、ヤマメ・アマゴの産卵床の方が大きかった。3. 人工産卵場の物理環境の目標として現在提示されている水深5-30cm、流速5-30cm/s、河床材料粒径10-30mmの3条件は、県内のイワナおよびヤマメ・アマゴの双方に概ね共通して適用できることが示唆された。 |
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ISSN: | 2189-3438 |